interview
介護職はからだが資本。 日々の体力づくり 欠かせません。
INTERVIEW01
利用者様のペースに合わせた無理のない在宅復帰を支援
病気や障害で介護が必要となり、自宅での生活が難しくなった高齢者の方に生活動作の介助を行なっています。起床時の動作、食事や排泄、入浴などの介護を行い、リハビリ体操やストレッチ、レクリエーションなども担当しています。介護の現場では、利用者様がそれぞれのペースで無理なくケアすることを心がけています。利用者様の中には、周囲とのペースの違いから焦りを感じられる方もいらっしゃるので、声掛けをしながら本人のペースで在宅復帰に向けたリハビリを支援しています。大事だと感じていることは、リハビリなどをしっかり行い在宅復帰までもう一歩の利用者様にも積極的にコミュニケーションを取ることです。自立した生活を送れるようになったとしても、介護の機会が減ることでご利用者様が疎外感を感じてしまったり、急な体調の変化などを見逃してしまうリスクがあるからです。利用者様それぞれの状況に応じてサポートの仕方を変えながらも、常に心身の状態を理解することに努め、一日でも早くご自宅に戻れるように業務を行なっていきたいと思います。
INTERVIEW02
ご家族に信頼されることが介護の第一歩となる
二十歳を過ぎた頃に大好きだった祖父が突然倒れ、要介護のまま亡くなってしまう出来事がありました。そのことがとてもショックで、もっと適切な介護をしていればという悔いもあり、介護の道に進もうと決めました。専門学校を卒業後、在学中に実習先でもあったコンフォート岡田に入職しました。実習中に先輩の介護福祉士やリハビリスタッフがとても優しく接してくれたことで、ここなら安心して働けると感じたのが入職した一番の理由です。職場の雰囲気が明るく先輩職員との関係も良いです。現場経験の乏しい新人職員が研修する環境が整っており、未経験者にもお勧めできる施設です。長野県で最大規模のベッド数を有する大規模施設で多くの経験が積めることもメリットですね。この仕事で一番やりがいを感じるのは、利用者様やご家族から「Kさんにお願いすれば大丈夫」と、お声がけをいただいた時です。この仕事をやっていて本当に良かったと感じます。信頼されることが介護を行う第一歩であり、ご家族の安心にもつながります。利用者様の中には、施設を離れ在宅復帰するのが嫌だと泣かれる方もいらっしゃいます。そういった場面を見るのは辛くもありますが、そこまで思っていただける介護をすることが介護福祉士に求められているのだと思っています。
INTERVIEW03
現場第一主義として、できるだけ長く介護の場で働きたい
人手不足が叫ばれる介護業界で、利用者様とじっくり接するために、業務を効率化し質の高いサービスを提供できる方法を確立しなければなりません。そのためには私自身が副主任という立場でチームワークの中心となり、多職種連携を円滑に行うことが求められます。介護に携わるすべての職員がストレスなく働けるように、働きやすい職場にすることに配慮しています。介護の仕事は体力が必要です。コンフォート岡田では業務負荷軽減のための機器が整備されていますが、機器を使用しないで直接介護をすることもあります。そのため日々の生活習慣を整えることはもちろん、体幹トレーニングなどのフィジカル面の鍛錬も欠かさないよう心がけています。利用者様をベッドから車椅子に移動させる際には自分自身の腰に負担をかけない体重移動を考えるなど、実践的なスキルアップも重要です。私が理想とするのは、体力が続く限り現場のプレイヤーとして介護に携わること。体力と技術の向上を常に意識しながら、長く活躍できる体力とスキルを備えた介護福祉士を目指していきたいです。