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人生に寄り添い、あなたの笑顔を守りたい

interview

気持ちに寄り添う療養相談で、 糖尿病ケアの エキスパートを目指す

看護師
岡田内科1年目
A・Nさん

INTERVIEW01

糖尿病の患者様を支えるために認定看護師の資格を取得

学生時代にインターンで糖尿病の患者様を担当し、新卒で入職した総合病院でも多くの糖尿病の患者様と関わりました。そうした経験の中で糖尿病ケアに興味をもったのですが、自分自身の糖尿病ケアが適切なものか疑問を抱くようになり、それをきっかけに糖尿病の看護に関する知識と技術を習得するため、専門医のいる都内の中核病院に転職しました。看護師として勤務しながら「糖尿病看護認定看護師」や「糖尿病療養指導士」の資格を取得しました。糖尿病治療では多くの場合、生活習慣の改善がベースになりますが、これまでの経験から看護師の接し方によって患者様の改善に取り組む姿勢やモチベーションが大きく変わることを学びました。糖尿病の治療は看護師の技量が大きく関与する病気のひとつであり、地域の皆様の健康寿命を伸ばす役割にやりがいを感じています。結婚をきっかけに地元である長野に帰郷したのが3ヶ月前。糖尿病看護の経験とスキルを活かすため、糖尿病専門医が在籍する岡田内科への入職を希望しました。十数年ぶりの採用面接に緊張する中、やさしく応対してくれた大林先生夫妻の笑顔がとても印象的でした。

INTERVIEW02

チーム全体で患者様の治療やケアを検討していく

糖尿病看護認定看護師として働く上で、グループ全体で地域医療に取り組む姿勢も魅力に感じました。有病割合の高い糖尿病について、地域の連携で自宅療養する糖尿病患者様をケアしていく必要があります。訪問看護ステーションのある医療法人啓成会グループは、訪問看護師との情報共有によって患者様の生活面を把握しやすい環境にあります。糖尿病治療にはチーム医療が不可欠であり、医師や看護師、管理栄養士、リハビリ職など、様々な職種のスタッフが関わります。そうしたコメディカルの連携を円滑にすることも看護師の大切な役割であり、私自身も多職種連携を深めることで包括的なケアを提供していきたいと思っています。糖尿病の看護をする際に心がけているのは、患者様の声をしっかり聞くことです。業務に追われて忙しくなると、ちょっとした容態の変化に気付けず、正しいアセスメントができなくなることがあります。そうしたことを防ぐためにも時間を見つけながら話を聞き、患者様が本当に抱えている問題を見つける努力が必要なのではないでしょうか。

INTERVIEW03

患者様や同僚スタッフに、糖尿病のことを伝えるのも私の役目

入職して数カ月が経過し、職場の雰囲気にもだいぶ慣れてきました。現在、岡田内科では採血や点滴、各種検査などの一般的な看護業務を中心に行なっていますが、今後は糖尿病看護認定看護師として専門医をフォローしながら、糖尿病の療養を目的とした相談外来や、糖尿病性足病変に対するフットケア外来をしていきたいと考えています。患者様が自分らしく生活できるように血糖コントロールや社会生活の支援を行なっていきたいと思っています。また、同じ職場で働くスタッフに糖尿病患者様を看る時の観察ポイントを共有したり、患者様を招いた栄養指導や、地域の方を対象にした糖尿病一次予防を目的とした教室を開催し、積極的にコミュニティを広げていきたいですね。以前、糖尿病の指導外来を担当していた時に、患者様が私に会うために通い続けてくれたことがありました。その方には「先生には言えないけど、二宮さんには言える」と言っていただき、忍耐力も必要となる糖尿病の治療には、寄り添う存在が必要なのだとより強く感じるようになりました。糖尿病治療のドロップアウトを防ぐために、これからも患者さんとの対話を意識しながら寄り添ったケアを心がけていきたいです。