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人生に寄り添い、あなたの笑顔を守りたい

interview

相手も気持ちに寄り添った 「接遇」で、 信頼関係を深める

介護福祉士
コンフォートにしつるが11年目
M・Iさん

INTERVIEW01

どんなに親しくなっても敬意を払うことは忘れない

コンフォートにしつるがのショートステイ利用者様に、入浴や食事、排泄、移動など、日常生活で必要なことの介助を行なっています。ショートステイの利用者様は比較的要介護度の低い方が多いですが、転倒によるけがなどが起こらないよう配慮し、ご家族様にも安心していただけることを心がけています。数日から数週間のサイクルで利用者様が入れ替わるショートステイでは、多くの経験を積むことができる一方で、短期間で利用者様のことを理解するコミュニケーションスキルが求められます。私自身、最近まで長期入所者のルーティンに沿ったケアを行うことが多かったのですが、ショートステイに配属されてからは利用者様のパーソナルな部分や体調の変化などに、柔軟に対応する意識が強まりました。また、言葉遣いや目線の高さなどの接遇マナーも常に意識しています。施設を利用いただく方は65歳以上で、介護福祉士と要介護者という関係である前に、人生の大先輩として敬意をもって接することで、はじめて適切なケアができると思っています。

INTERVIEW02

コミュニケーションが活発な風通しの良い職場

介護の仕事に興味を持ったのは二十歳を過ぎた頃、入院していた祖母の世話をする僕の姿を見た看護師さんから「あなたはきっと介護の仕事に向いている」と言われたのがきっかけでした。それからヘルパー2級(現在の介護職員初任者研修)を取得した後に、地元である三重県の介護施設で働きながら介護福祉士の資格を取得しました。結婚を機に、妻の地元である長野県に移住したのですが、研修制度や福利厚生などのサポートが充実している大きな施設で働きたいと思い、県内最大規模のベッド数を有する介護老人保健施設コンフォート岡田を紹介していただきました。その後、特別養護老人施設のコンフォートにしつるがの立ち上げメンバーとして参加し、現在も勤務しています。コンフォートにしつるがの魅力は「雰囲気の良さ」です。介護の現場では人間関係に悩む人も多いと聞きますが、そういったギクシャクした空気を感じることはほとんどありません。それは恐らく、利用者様に適切なケアを提供しようと全員で助け合う意識が、組織全体に浸透しているからだと思っています。

INTERVIEW03

オールマイティーに活躍できる介護福祉士を目指す

過去に入所された経験のある利用者様から「あなたの顔をまた見れて良かった」と声をかけてもらう度にやりがいを感じています。命を預かるプレッシャーと向き合わなければいけない介護の現場では、そのひと言がうれしく、励みにもなるんです。また、自分自身もそのプレッシャーに押しつぶされないように、休日は趣味の釣りや子供と遊びに出かけるなど、オンとオフの切り替えを大切にしています。今後はオールマイティーに活躍できる介護福祉士を目指して、長期入所者とショートステイの両方に対応できる知識を身につけていきたいと思っています。欠員が出た時にはバックアップをし、後進の育成にも力を入れなければいけません。そのために異なるフロアにも定期的に顔を出し、最新の情報をインプットすることが必要で、その積み重ねによって、利用者様の個性に寄り添ったケアができると考えています。利用者様の中にはパーキンソン病や筋ジストロフィーなどの難病を患っている方もおり、病状によって適切なケアも変わってきます。そうした病気などにも対応するために、看護師や医師が中心となった院内研修で知識を増やし、毎日のケアに活かしていきたいです。